我がPO馬、デビュー戦飾る

もう10年以上続いている仲間内の競馬のペーパーオーナーゲーム。
去年に引き続き、今年も一番大事なドラフト会議に、仕事で欠席せざるをえなかった。去年は後輩に代わりに指名してもらったんだけど、今年はやはり自分でやりたいとわがままを言って、みんなが指定した後の残った馬の中から、翌日指名させてもらった。なんだか後出しじゃんけんみたいで気が引けたのだが。了解してもらった他のオーナーの人たち、ありがとう。
でも、やはりというか、予想外にというか、かぶっている馬がけっこういて、慌てて候補馬を探し直すことに。そんな中の1頭がコスモメガトロンだった。
競馬ブックをつらつら見ていて、ふと目にとまった。母ダイアナチェリー。おお、これは、我が思い出のPO馬クエストフォベストの甥っ子ではないか。そして父はつい先日亡くなったサクラバクシンオー。しかもコメントを読むと、開幕週デビュー予定とのこと。できればバクシンオーの子を1頭欲しかったこともあり、血統的にはマイナー&オールドだったけど、思い入れのほうが勝り、つい取ってしまった。
入札してから、「こういう思い入れっていうのは、得てして“残念”な結果に終わることが多いんだよな」と気付いたものの後の祭り。
そのコスモメガトロンが、今日の函館2日目5レースの新馬戦に予定どおり参戦。512キロの大型馬だったためか人気こそ3番目だったが、スタートから首をうまく使った走りで、3番手を余裕の追走。直線に向くや一気に先頭に躍り出て、そのまま2着馬に3馬身以上の差をつけて快勝。タイムも1200メートルを1分9秒台と優秀。残念な結果どころか、一躍函館2歳ステークスの有力候補に躍り出た。
開幕週から持ち馬が勝ち上がるのも初めてのこと。今年はなんだか、行けそうな気がしてきたぞ。