鎌倉であわや遭難?

朝、軽く6キロほどジョグ。昨日15キロ走ったし、明日は本番前最後のLSDの予定だから、これくらいでいいだろう。
オクチャンの3連休の中日。3日間ともどこにも行かないのも気持ちが悪いし、天気も良かったので、近場の行ったことのない散策場所を探したら、「鎌倉広町の森」なるところがヒットした。チャリなら30分もかからず行けるみたいだったので、海岸沿いを通って行ってみた。
江ノ電の鎌倉高校のとこの遮断機から中に入って上がっていったまではよかったのだけど、(後で考えると)そこで道を一本間違えたため、すぐ近くだろうことはわかっているのにたどり着けず、結局モノレールの西鎌倉まで出てしまう。道がわからないのと疲れで、もうあきらめて帰ろうという話にもなったけど、駅で地図をゲットしたので、せっかくだから行くだけ行ってみることに。ようやく入り口に着いたときは30分どころか1時間以上かかっていて、陽は傾きはじめていた。
しかも、その広町の森は文字通り「森」という感じで、一応の道みたいなものはあるけど、整備された遊歩道というより山道に近い。しかし、オイラたちはチャリで来ていて、その入り口にチャリを置いて中に入っても、またここに戻ってきてチャリで同じ道を帰るのはどう考えても時間も距離も無駄。それより、少々無理してでもチャリを押していって、七里ヶ浜のほうの出口から出れば、家はかなり近くなる。先の道がどうなっているか不安もあったが、思い切ってチャリと一緒に森に入っていった。
しかし、ほんの5分ほどでその選択は間違っていたことを思い知らされる。ほんとにそこは山道だった。木の根はあちこちに出ているし、かなりの段差になっているところも多い。その都度、チャリを思いっきり押したり、場合によっては担いで行かなければならない。しかも、道は細く、ぬかるんでいるので、下手したらチャリごと足を踏み外して下の藪の中に落ちてしまう危険すれある。そのくせ、ふと横を見ると、すぐに民家が見える。こんなところで“遭難”でもした日には笑い話にもならない。距離的にはほんの数キロあったかどうかだが、這々の体でどうにか七里ヶ浜の出口に到着。互いを見ると、チャリも靴もズボンも、かなりの泥だらけに。
鎌倉の住宅地で、とんだ探検をしてしまったのだった。