オイラ、とうとうダウンしてしまう

朝起きても昨日の熱っぽさは取れず、むしろ増して体全体が火照っている感じ。午前中は、オクチャンが髪を切りに行くので、ウチボウズと留守番。咳はほとんど出ていないから大丈夫だろうと思っていたけど、抱いて部屋の歩きまわってあやすだけでもものすごく疲れるし、ふらふらしてしまう。
これは本格的な熱発だなと実感。オクチャンが帰ってきたところで、体温を測ってみたら38.5度。まずは安静にして体温を下げるのが一番と、昼食後はひたすら睡眠。
今日は、出稼ぎ仕事があるはずだったんだけど、スケジュールの関係でなくなったのは、幸運だった。
数時間おきにトイレに起きては、水分を補給し、汗ばんだ寝巻を着替え、ということを繰り返す。当然、ウチボウズに触ることは禁止(といっても午前中ずっと一緒だったんだから意味ないかもしれないけど…)。でもウチボウズはまだ母体の免疫が残っているから大丈夫で、むしろ風邪的なものだとしたらオクチャンに移してしまうことが心配だった。でもそんなことを気にしている余裕はなし。
体は寒気がする一方で頭は熱くてたまらない。布団をすっぽりかぶり、膝のアイシング用に買っていた氷嚢を頭に載せ、ただただ熱が引くのを願いつつ眠る。
夕方には一時38度まで下がったが、夜はまた38.8度まで上がる。そのころは寝ていても、夢というか、妄想というか、幻覚というか、おかしな感覚に襲われたりした。自分の腕が実は3本あって、そのうち1本は自分の体をコントロールする役割を果たしているので、その腕は布団から出して寝たほうがいいのではないかとか考えてみたりとか。
しかし、睡眠というのは大きな力を持っているもんだね。夜半を過ぎたころからだいぶ気分が落ち着いてきて、自分でも明らかに熱が下がっているのがわかった。朝になると、熱はほとんど平熱に戻っていた。ただ、熱のせいか長く寝たためか、体の節々が痛いのと、頭が二日酔いの時のように痛いのだけは残ったけれど。
でもこれくらいなら、なんとか活動できるので、明けて19日からの出稼ぎ仕事にはどうにか間に合った感じ。