何年ぶりかでの自治体の成人検診に

去年の春、地元大学のアカデミックパス取得のために検診を受けたり、献血をした際に数値を確認したりはしていたけれど、国保がやっている自治体の検診はここ数年、受けていなかった。だって、東京(練馬)にいたころは無料だったけど、こっち(藤沢)は2,000円かかるんだもん。
でも今年は、数年ぶりに受けることにした。きっと、去年ウチボウズが産まれたことも大きいんだろうな。それと、今年トーチャンが死んだことも。
そして、どうせやるならと、一般成人検診(いわゆるメタボ検診)だけでなく、肺がん、大腸がん、前立腺がん、肝炎ウイルスの検査も一緒に行うことにした。と言っても、血と尿を取り、肺のレントゲンを撮り、あとは身長体重、胴囲を測るだけだったけど。
時期の問題か、オイラは初めて行ったけどそのクリニックはいつもなのか、けっこうの混雑。でも、スタッフの対応もきびきびしていたし、回転が速かったので、「待たされた感」はなかった。
名前を呼ばれまずは採血。が、担当の看護師がなんだか不安げな顔をしている。あとでわかったんだけど、オイラの見た目が年齢とそぐわず人違いかと思ったとのこと。「10歳は若く見えちゃいましたよ」なんて言われてしまう。まあ、「人生八掛け」を標榜するオイラとしてはちょうどいいくらいなんだけど、そりゃあ悪い気はしなかった。
だけど、最後のドクターの問診で血圧を測ったときに、「117の68か。やたら控えめな血圧だね。まるで高校生みたいだよ」と言われたときには、喜んでいいやら、情けながったほうがいいやら、ちょっとわからなくなってしまった。朝食を抜いたこともあってか、たしかに自分にしても低めだったんだけどね。