月例湘南マラソン

サイクリングロードで行われる月例湘南マラソンの10キロの部に参加。今回で連続5回目。これで来月、ナンバーつきのシャツがもらえる?
今回は、エントリーに行く前に朝食をすませた。やっぱお腹に食べたものが残っていたらいかんよね。
エントリー後、いったん帰宅し、洗濯物を干したりと家事を片付けてたら時間がなくなり、スタート付近までジョグで向かい、それをウォームアップ代わりに。
今日のテーマは、後半の息切れをなくすこと。そのため、前半はできるだけ抑え気味に行こうと思った。スタート後、ちょうどキロ6分程度で走っている女の人がいたので、その人のペースをいただこうと、折り返しまではついていくことに。途中で、少し遅すぎかなとも思ったけど、まあ、いろいろ試してみればいいさと、そのまま5キロまで。やはり30分を過ぎていた。
では、このあたりからと、徐々にペースを上げていった。しばらくはキロ6分を切るくらいのペースで行き、残り2.5キロからさらに上げてみる。それまでのように呼吸音を出さずに走ることはできないが、少々苦しくはあっても走り続けることはできた。そして残り500メートルで思い切ってスパートをかける。途中、かなりしんどくなり、タイミングが早すぎたかもしれんが、少なくとも気持ちの上では最後までスパートを持続できた。
この苦しさ、何かに似ていると思ったら、そうだと気づいた。高校時代の部の練習(特に夏練)のときの気分とそっくりだった。もうだめだと倒れ込みそうになるのを、先輩やOBに、「おまえ、なに劇団いろは、やってんだよ」と、無理やり首根っこをつかまれて走らされたときの苦しさと、そこでなにくそと思って走った意地。おおげさにいえば、あのときに比べたら今日の苦しさなんてたかが知れてると、止まらずに走り切れたのかな。そう考えれば、先輩のしごき無駄ではなかったか。ま、そんなとき以外にどんな意味があるのかもわからんが。
結局、トータルのタイムは前回までとそれほど変わらず、もしかしたら落ちているかも。でも、自分でレースを作れたという点では、進歩を実感できた10キロだった。