久しぶりに泳いでみたら……

八部運動場の屋内プールに行って、久しぶりに泳いでみた。いったい、海でバシャバシャやる以外でちゃんと泳いだのって、いつ以来だろう。こちらに引っ越してきた当初は、何度かプールにも行っていたけれど、昨シーズンはほとんどゼロだったんではなかろうか。
ちょうどプールではガキンチョたちの水泳教室が開かれていて、大人が泳げるのは25m行ったり来たりのトレーニングコースしかなかった。ちょっと不安を覚えながら、いざプールへ。
さすがに泳ぎそのものを忘れてしまうということはなかったけれど……なんか、全然進んでいる感じがしない。かつてスポーツクラブに行っていたときは2〜3キロ泳いでも平気だったのに、25mを2往復もしたら、もう息が上がってきてしまうし、腕もだるくなって思いっきり水中でかけなくなってきてしまう。
筋肉のほうは使い慣れていないから納得できるが、息づかいはジョギングで鍛えていたはずなのに。きっと心肺機能うんぬんより、息継ぎがうまくできなくなってるということなんだろうな。
なんとか25mずつゆっくりと約20分泳ぎ、そのあと少し水中ウォーキングをして、最後にもう一度10分くらい泳いで退館。その時は、いつものジョギングやトレーニングに比べると時間も短かったから、そんなに疲れてはいないだろうと思っていたんだけど、シャワーを浴びて、着替えて、体育館を出る頃からだんだん体がだるくなってきて、家に帰り着いたときには全身に疲労感がまとわりついていた。
水泳は全身運動、しかもかなりハードな全身運動なんだと、改めて実感。でもその疲労は、決して気分の悪いものではなかった。これまでサボっていた部分も含めて、体中に出動命令が下されたような、そんな気分だった。これからは、週に1回、いや2週間に1回程度でもいいから、泳ぎも続けてみるかね。