湘南生活3年目にして初のサーフィン挑戦?

生まれて初めて、サーフィンなるものにちょっとだけだけど挑戦してみた。
実は、前日久しぶりにプールに行ったのも、この日のため。少しでも水に慣れておこうと思ったんだ。
教えてくれたのは、オイラが今行っている大学のアメリカ人の先生。授業の一環として(というか課外授業として)学生にサーフィンを体験してもらうというのがあって、なぜかそのトップバッターとしてオイラが名乗りを上げたってワケ。
授業が終わったあとに海岸で待ち合わせてレッスン開始。あいにくというか幸いというか、今日は波がとても小さく、近くにほかのサーファーは見あたらず。「サーフィンにはbadだけど、エクササイズにはgood」とのこと。
レッスンといっても、サーフィンスクールのように手取り足取り教えてもらうわけではない。だいたいのやり方を教えてもらって(それもほとんど英語なのでよくわからないところもあった)、あとは先生がやったのを見て、自分でもやってみるという方法。よく見るような陸上で行うパドリングや立ち上がる練習なども一切なし。どうやら先生のモットーは、「experience」と「little by little」。要は、自分で経験しながら少しずつ覚えていきなさいということ。そりゃあそうだけど、オヤジのオイラにそれは可能なんだろうか。
先に海に入っていた先生に呼ばれ、いざ海へ。6月に入ったばかりで冷たいかと思ったけれど、ここ数日暖かい(というか暑い)日が続いたので、それほど冷たさは感じない。
まずはパドリングをやってみる。波がなかったうえ、ボードがロングだったということもあり、意外とすんなりできる。次にボードの上に座ってみる。バランスが取れないとつい体中に力が入ってしまうが、そのたびに「relax」とアドバイスされる。
さあ、いよいよ波に乗ってみることに。
ここで先生の本領発揮? というのも、受けている授業では、海辺の気候や風、波などについて講義しており、ここでも、ボードへの乗り方よりも、むしろ乗りやすい波の見分け方について詳しくレクチャーされる。
そして、「go! go!」のかけ声で、ボードに乗り、思いっきりパドリングしてみる。もちろん最初は自力で波に乗るのはかなり難しいので、先生にもボードを押してもらう。すると、なんだかスーッと波に押されていく感触が。
どうする、どうする、立ってみるか? と、立ち上がろうとしてみた。が、当然のごとく、立つか立たないかであっという間に落ちてしまう。
でも、何度か繰り返すうちに、少しだけだけど、立ったような瞬間もあった。
ただ、その時にはすでに岸にだいぶ近づいてしまっており、またすぐ転覆だったのだけど。
立つタイミングがわからないと、先生に訴えてみたけれど、やはり先生の答えは「experience」と「little by little」。う〜ん、最初からそんなにうまくはいかんか。
今日はボードが1枚しかなく先生と交互に使っていたため、そしてだから見ているほうは海の中でじっとしているとやはり寒くなってきてしまうため、結局45分くらいで海から上がった。そして、その間に、波に乗ろうと挑戦できたのは10回もなかったと思う。もとより、ちゃんと立てることは結局できなかった。
しかも、ほんの短い時間したやっていなかったのに、やはり余計な緊張があったからか、腰は痛くなるし、肩は筋肉痛になるし、膝にもアザができていた。
それでも、波と遊ぶというか、海に遊んでもらうという感触はあって、楽しいひとときだった。
次回はボードを2枚持ってくるよ、と言って、軽々とボードを頭の上に載せて、元ネイビーパイロットの先生は帰って行った。ということは、またレッスンしてもらえるのかしら。どうせなら、立てるくらいまでにはいきたいけどね。